牛のゲップが地球温暖化の原因に?解決の鍵は海藻!
牛には大変お世話になっております。乳製品やお肉。でも最近、「ヴィーガン」とか聞くよね?
動物性食品を摂らない人、何なら動物性由来の製品も制限していたりするとか。
理由は、動物愛護とか純粋に健康のため、環境問題に配慮してなど、人によると思う。
環境問題? 今回は環境問題に関して。牛のゲップ。何じゃそりゃって人もいるかも。
牛のゲップにはメタンガスが含まれている。
メタン(CH4)は二酸化炭素(CO2)の約25倍の温室効果を持ち、そのメタンガス発生の約30%が家畜、特に牛のゲップ。地球上で排出されている温室効果ガスの約4%をしめている。
結構すごいよね。そこで今注目しているのが飼料。
僕たちも、あれ食べるとゲップとかおならよく出る!とかあると思う。
じゃあ牛にもあるよねって思って調べてみた。
飼料の改良
牛の飼料。ご飯から腸内環境を整えて、ゲップを減らそうということ。
できるのか、できるらしい。
注目されているのは海藻。「アスパラゴプシス」「カギケノリ」。
アスパラゴプシス、カギケノリを混ぜた飼料だと、ゲップが80~98%減らせるらしい。
アスパラゴプシスはオーストラリアのスタートアップ企業が養殖に力を入れていて、ニッスイがどうやら投資している。日本だと海の温度等で育てるのが難しいらしい。
カギケノリは理研食品、鹿島が量産できるようにしているとか。カギケノリは色がどうたらで魚から身を守っているらしいから養殖しやすいのでは?
これを飼料に混ぜる。
現在の課題
家畜の飼料の内容物には国の認可が必要らしい。本当に安全なのかとか。それはそうだ。
あとはコスト。この辺は詳しくは分からない。
法律上も何かあるかもしれない。海外では牛のゲップに税金を課しているところもあるし、農林水産省が添加物を指定したりするから、そこに入ってくるかもしれない。
そのうち法律でこれを飼料に入れてくださいってなるのかな。
あとは畜産農家さんがどう思うか。
まとめ
海藻ってすごい。なんかカーボンクレジット創出とか何とか。
今農林水産分野での温室効果ガス削減は味の素が色々やってるので調べてみるといいかも。
あとなんでゲップが出るのかとかは調べてみて。
僕の記事はとりあえず触りだけだから、詳しく知りたい方は色々出てきた企業名から良い記事が出ているから調べてみてください。