ひとりで生きていく人が増え、子供が減る。家族の形とは
現在、日本だけでなく、世界で非婚化が進んでいる。
昔は当たり前だった、「結婚して子供を育てる」はもう当たり前ではない。
何が言いたいかというと、子供が減っている。
2024年、日本で生まれた子供は68万6061人。
国の想定より15年早く70万人を割ったとのこと。
少子化が進んでいく。このままだと日本、世界はどうなるのか。
さて、結婚する人が減っているという話。日本国内だと肌感覚でわかるよね。周りで結婚していない人、結構いると思う。
生物って元を辿れば、子孫繁栄のために生きているのでは?だから心の底では子供が欲しくなるのではないか。
って考えたりもする。
子供を減らしているのは旧来の価値観や制度。
結婚はしたくないけど、子育てはしたい人はいるのかな。
なぜ、結婚する人が減ったのか
まずは非婚化する世界の理由から。
1.経済的不安
安定して上がるかわからない収入の中で、お金が足りるのかという不安から。
2.価値観の変化
一番大きいと思う。自分の人生を生きる。結婚しなくても、むしろしないほうが幸せという。
3.幻想の崩壊
結婚して、地獄を見ている人をよく見るんじゃないかな。
4.人と対面する機会の減少
出会いも減り、出会い系とかが流行っているからね。
単身者が増えると、子供は減る?
統計的には単純に減ると思う。
日本の結婚していない人の出産率は2.5%らしいから、単純に子供は減る。
課題はここにあるのかなと思う。
この統計を覆す社会を作れるといい。
・未婚のままの出産、育児
・パートナーとは別居での育児
ヨーロッパとかでは全然ある話。自分の人生を生きながら子供も育てる。
子供は夫婦で育てるものなのか
この問いは、多くの前提に縛られています。
「夫婦がいないと子どもはかわいそう」
「両親が揃ってこそ健全な成長ができる」
果たしてこれは本当なのか?
今の日本の当たり前に縛られている。
まあ1人で子育てってのも大変だけどね。2人で協力してできるならそのほうが良いと思うけど。
社会のあり方について考える
まずは子育てがキャリアの足枷になってはならない。親も自分の人生を生きられるようにする。
こういう社会でなければ、今後子供は増えていかないのかな。
結婚率を上げようとか、まあわかるけどそこだけでなく社会構造、従来の前提を覆すところから始めていけるといいのかな。
どうすればいいのかまだ思いついていないけど。
まとめ
単身者が増え、子どもが減り続ける時代となった。
その背景には、変わりゆく価値観と、変われない制度のギャップがあると思う。
- ひとりで生きることも
- 夫婦で育てることも
- 別の形で子どもを育てることも
どれも間違っていないし、1つの生き方。
「家族の形」は一つじゃない、「子どもを育てる」という営みは、夫婦だけのものではない。
そんな新しい常識を、私たち自身が受け入れ、支えていくことで、
未来の社会はもっと多様で、やさしく、子どもにやさしい場所になるのではないか。