住む場所で子どもの将来は変わる?田舎の友人宅で気づいたこと
先日田舎の友人宅を訪ねました。最寄り駅から徒歩だと1時間以上、最寄り駅も大きい駅でない。
だけど家は立派で土地も広い。車で行ったのですが、どこに車を停めるか迷うレベル。
庭も大きく、遊具もいくつかありました。
一方東京都心の家。仕事上家の中に入りますが、正直狭い。
あと都心の方では子供達はどうやって遊んで遊んでいるのか気になる。広い公園とかもないし。
そこで、住む場所で子供の将来は変わってしまうのではないかと考え、自分なりにまとめてみました。
都心でプロスポーツ選手は生まれるのか
運動スペースの不足
公園が狭い、グラウンドが少ない、ボール遊び禁止の場所も多い。自然とスポーツの入り口に立つ機会が減る。
住宅事情
マンション住まいが多く、庭でボール遊びや体力作りができない。
競争率の高さ
チーム数は多いが、人口も多いので入団やレギュラー争いが激しい。
施設の充実
室内練習場、スポーツジム、私立学校の設備など、整った環境にアクセスしやすい。
指導者やチームの多様性
指導経験豊富なコーチや強豪クラブが集まるのも都会の特徴。
競争が刺激になる
子どもが多い分、ハイレベルなライバルに出会いやすく、成長スピードが速い。
統計的に、都心生まれのプロスポーツ選手はかなり少なそうです。
田舎の家では選択肢が狭まる?
習い事や、通いたい学校などが出てきた時に距離がハンデになってしまう可能性がある。
親が駅に送迎しないといけない、通学時間が長くなってしまうなど。
今はオンラインでも様々なことができるので、そこまで経験のハンデにはならないのではないか。
環境をどう活かすかが大事
都会は「選択肢の多さ」、田舎は「広さと自然」が最大の魅力。
どちらも完璧ではなく、一長一短があります。
大事なのは「その環境をどう活かすか」。
- 都会に住むなら意識的に自然体験を取り入れる
- 田舎に住むならオンライン教育や外部とのつながりで選択肢を広げる
住む場所そのものが子どもの未来を決めるわけではなく、親がその環境をどう整え、補ってあげるかがポイントだと感じました。
メリット・デメリットまとめ
都心で子育てするメリット・デメリット
メリット
- 教育・習い事の選択肢が豊富
- 電車やバスが多く通学や通塾が便利
- 博物館やイベントなど文化的刺激が豊か
デメリット
- 住宅が狭く、子ども部屋を確保しづらい
- 自然に触れる機会が少ない
- 家賃や教育費など生活コストが高い
狭い家で子育てするメリット・デメリット
メリット
- 家族の距離が近く、会話や関わりが増える
- モノを持たない暮らしが自然に身につく
- 家事や生活動線がコンパクトで効率的
デメリット
- プライバシーが少なく、思春期のストレスに直結
- 遊び場不足でスマホやゲームに依存しやすい
- 勉強や趣味に集中できる空間を確保しにくい
郊外や田舎で子育てするメリット・デメリット
メリット
- 庭や自然でのびのび遊べる
- 子ども部屋を確保しやすく、自分の時間を持てる
- 家や物価が安く、経済的にゆとりが持てる
- 地域のつながりが強く、助け合いがある
デメリット
- 学校や駅が遠く、通学の選択肢が限られる
- 塾や習い事の数が少なく、教育の幅が狭い
- 友人関係が固定されやすい
- 大学・就職で都会に出る際に距離がハンデになる