子供に学歴を求める親について

学歴は“入り口”でしかない

「学歴なんて必要ない」とは言いません。
確かに学歴は就職の入り口を広げたり、人とのつながりを作る助けになることもあります。

東大出身と言われたら、頭いいんだ。と思うし、日体大だったら身体動かすの好きなんだ。と思います。

でもそこで終わり。企業も、ある程度出身大学は見られるでしょうが、入社したら終わり。

入口でしかないという事です。

でもそこに“固執”するのはどうでしょうか。

ということで、今回は学歴を求める親についてです。

学歴にこだわる親の姿勢

子供に学歴を求めすぎる親の姿を見ると、ふと感じることがあります。
それは「親自身が、学歴のステージから抜け出せていないのでは?」ということです。

本当に勝負の世界で戦っている人たちは、学歴ではなく「実力」や「成果」で評価されます。挑戦や実績の場では、学歴を口にすること自体が少し野暮に映ることもあります。

つまり、学歴を強調するというのは「まだ学生時代の物差し」で世界を見ているということかもしれません。

本当に勝負の世界を経験した人なら、子供の学歴にそこまで固執しないのではないでしょうか。

子供に本当に必要なものは?

親が学歴にこだわるのは、子供の未来を守りたい気持ちの裏返し。

だといいのですけど、子供の自分の見栄とかに使わないですよね。
子供に必要なものはそれぞれですが、将来のことを考えるなら「好きなことに挑戦する勇気」とかが必要ではないでしょうか。

学歴はその一部にすぎません。
親が学歴にこだわりすぎるのは、逆に自分の価値観の狭さを露呈してしまうことにもつながります。

最後に

子供に学歴を求めること自体は悪いことではありません。
でも、それを「絶対」としてしまうのは、少し野暮かもしれません。

学歴に頼らなくても輝いている人たちがいることを知り、親自身が「挑戦する姿」を子供に見せること。
その方がよほど、子供の未来に大きな影響を与えるのではないでしょうか。


✅ 学歴は入り口でしかない
✅ 固執するのは“学生の延長線上”にいる証拠
✅ 親自身が挑戦する姿を見せることが大切